小糠雨

2001年6月6日
どうしてちゃんと
抱きしめておかなかったんだろう
あんなに
あんなに大切だったのに

ほんの一瞬
目を離した隙に
この手から零れ落ちてしまった

取り返しのつかない
あやまちに気付いても
時間は2度と
戻ってはくれない…

どうして
どうして
どうして…?

降り出した雨は
身体の芯まで冷やして行くけど
凍りついた時間の深さが
心に楔を打ち込んだ

もうここから
1歩も進めない
ただ雨が
雨が
雨が…

いつまでも
どこまでも
永遠に…

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